二十四節気でめぐる季節
「暦を感じる和の暮らし」を提案するお店
- 日本では古より、美しい四季と季節の行事や習わしを大切にしてきました。
中でも明治五年「改暦の詔書」が出されるまで長きにわたり親しまれていたという旧暦をもとに暮らしていた時代には、二十四節気七十二候という、四季よりももっとこまやかな季節の移ろいを感じとる文化が根付いていたといいます。それは太陽や月のめぐるリズムをもとにした太陽暦と太陰暦を組み合わせた旧暦のある暮らし、季節ごとの旬や風物詩を存分に楽しみ、今も年中行事として親しまれる季節の節目や祭りに願いを込めた日々。
そんなめぐりくる季節や自然を楽しみ、大切にしていた古き良き暮らしの知恵は、今なお色あせることなく、私たちの身も心も豊かにしてくれることでしょう。
暮らしの歳時記を通じて
- 「くらしのこみち」では二十四節気を通じて「暦を感じる和の暮らし」を提案しています。
便利な生活の代償として人間のみならず、生き物全ての命の源である自然を汚すことはあってはなりません。しかし、残念ながら環境問題への意識改革ははじまったばかり。だからこそ古来、人は何を大切にし、どれほど自然の恵みを受けてきたのかを知る事、伝えていく事がいまを生きる私たちの使命だと考えます。また、情報が瞬時に行き交う現代は、時間も距離も超越した便利な生活に思えます。
しかし進化するテクノロジーと相反して、人は人間らしさやそれを許す心のゆとりを失いかけているような気もします。忙しい日々だからこそ、いつもの日常、ふとした瞬間に感じる季節の変化を心と体で存分に感じ取る余裕ぐらいは欲しいもの。
生活にリズムを与え、日々の楽しみと生活のヒントを学び、自然の流れに寄り添う暦を感じる暮らしを一緒に楽しんでみませんか?