

2025年(令和7年)2月 如月
立春 2月3日から 冬が極まり春の気配が立ち始める日
雨水 2月18日から 降る雪が雨に変わり、雪解けが始まるころ
節分と立春

2025年の節分は2月2日。
「鬼は外、福は内」と言いながら豆まきをしたり、
恵方巻を食べたりすることでおなじみの行事、節分。
節分は大寒の最後の日で、冬と春の分れ目の日です。
もともと節分は立春・立夏・立秋・立冬の前日それぞれを表す言葉でしたが、
旧暦では春の到来をお正月と並ぶ新年の始まりとし、特に大切にしたことから、
立春の前日が節分として暦に残されています。
昔は季節の変わり目に災いや邪気が忍び込むといわれており、それらを鬼と一緒に祓ってしまおうというのが節分の豆まきです。
豆まきで鬼を祓った後は自分の年の数だけ豆を食べて無病息災を願いましょう。
節分のもう一つの楽しみといえば恵方巻き。
恵方巻を食べるときは、よそ見をせずその年の恵方を向き、丸ごと1本黙って食べる!というのが作法とされています。
ちなみに、2025年の恵方は西南西。今年一年の願いことを思い浮かべながら、節分を楽しんで福を呼び込みましょう。
節分が終われば、暦の上では春が始まります。
実際はまだまだ寒い日が続きますが、もうすぐやってくる春が待ち遠しいですね。
初午(はつうま)

2月の初めの午の日は初午と呼ばれ、全国各地の稲荷神社で初午祭が行われます。
これは、和銅4年(711年)2月最初の午の日に、稲荷山に稲荷大神が鎮座したと言われていることに由来します。
全国の稲荷神社の総本宮である伏見稲荷大社で稲荷大神を祀るために
初午に執り行われる「初午祭」が全国に広がったといわれています。
春の兆しが感じられる初午に、その年の豊作を願って稲荷神社を参拝する習慣が現在も続いています。
稲荷神はもともと五穀豊穣の神様ですが、今では商売繁盛、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達の守護神として信仰されています。
そのため、「初午祭」では、五穀豊穣だけではなく様々なご利益を祈願するために、多くの人が稲荷神社を訪れています。
お雛様を飾りましょう
2月になるとそろそろお雛様の準備を…と思われる方も多いでしょう。
桃の節句は、もともと平安時代に中国から伝わり、
草木やわらで作った人形に自分の身体の穢れや厄災を移して川に流す「流し雛」という行事がルーツだそうです。
ひな人形は、立春(2024年は2月4日)から雨水(2月19日)の間で、
なおかつ大安の日に飾ると良縁に恵まれるといういわれがあります。
反対に、桃の節句(3月3日)の前日にひな人形を飾るのは、「一夜飾り」といって避けるように言われています。
親が子を想い、ひな人形を飾るのも、春を感じさせる一日となりそうです。
- 売場
- 5F
- 守口店
- くずはモール店
- ひらかた店
- モール京橋店
- すみのどう店